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当館について

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施設案内

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1F

たたら資料室 たたら資料室 映像ホール 映像ホール 安来市文化協会 安来市文化協会 ミュージアムショップ ミュージアムショップ 市民ギャラリー 市民ギャラリー 第1展示室 第1展示室 管理関係諸室 管理関係諸室 エントランスホール エントランスホール EV

2F

展望ラウンジ 展望ラウンジ やすぎ図書館 やすぎ図書館 俵記念室 俵記念室 第3展示室 第3展示室 第2展示室 第2展示室 管理関係諸  室 管理関係諸  室 EV ロビー
安来市が鉄とともに
どのように発展してきたのか、
『たたら』を学ぶ、総合博物館。

当館は、日本の伝統的製鉄法「たたら製鉄」を紹介するとともに、「たたら製鉄」を起源に持つ現在の特殊鋼産業を通して、「ハガネの町安来」の成り立ちを伝える博物館です。
コンセプトは「感動、行動、ここから始めるたたら旅」。奥深いたたら製鉄の玄関口として、多くの方に訪れていただきたく、市内外の方にわかりやすい展示、利用しやすい施設運営を目指してまいります。

Histry

来歴

  • 昭和21年(1946年)

    和鋼記念館開館

    和鋼博物館の前身となる施設。 株式会社日立製作所 安来工場(現プロテリアル 安来工場)の付属施設として、 皇紀二千六百年行事のひとつとして計画、設立されました。たたら研究の先駆者、俵 国一(たわら くにいち)博士の指導のもと、旧たたら経営者に協力を求めながら資料を収集・公開し、たたら製鉄に関心を持つ多くの人々の研究メッカとなりました。

  • 昭和62年(1987年)

    鉄の道文化圏を形成

    たたら製鉄に関する文化遺産を共有する6市町村は、現総務省の指定を受けて、「鉄の道文化圏」を形成しました。(現2市1町:安来市、雲南市、奥出雲町)

  • 平成5年(1993年)

    和鋼博物館開館

    鉄の道文化圏の形成を受け、安来市では新たな構想のもと博物館の建設に着手しました。
    和鋼記念館の重要有形民俗文化財250点を含む収蔵資料約15,000点の移管をうけ、日本の伝統的製鉄法「たたら」に関する総合博物館としてこの和鋼博物館を開館しました。

Building

建物について

  • 灯台

    鉄の積み出し港であった安来港のシンボルとして設置されました。

  • 風向板

    出雲地方を象徴するものとして、雲、勾玉をイメージしてデザインされています。

  • 八重垣

    コンクリートの列柱は、神域を囲む八重垣をイメージしています。管理棟室をフィールドミュージアムから視覚的、心理的に守る役割を担います。

  • トップライトスクリーン

    刃物の持つ鋭さをイメージしたデザインで、ハガネを象徴しています。

  • 屋根

    たたら製鉄の象徴的空間である高殿をイメージするとともに、安来のシンボルである十神山のシルエットを重ね合わせたデザインです。

  • 外壁

    コンクリート打ち放しと耐候性鋼板を組み合わせてデザインしています。鉄は空気に触れると錆が発生して腐食してしまいますが、耐候性鋼板の錆は、それ自体が塗膜のような保護皮膜となって腐食を防いでくれます。

  • 雲形

    階段の腰壁や屋上の手すりに繰り返し使われている雲形は、鉄を生み出してきた中国山脈の山並みや八雲を表現しています。

  • 所在地/島根県安来市安来町1058番地
  • ●敷地面積/10,074.8㎡
    ●延床面積/4,138㎡
    ●構造規模/鉄筋コンクリート、鉄骨造2階建
    ●駐車場/普通車80台可能
    ●開館/1993年4月
  • 設計監理/有限会社 宮脇檀建築研究室
    施行/清水・丸永建設特別共同企業体
鉄の道文化圏

安来市・奥出雲町・雲南市の2市1町の共同事業により形成されました。プロジェクトの核となる文化館を建設することにより、鉄の文化を保存・公開し、それを通じて未来への新しい可能性を創造していくことを目的としています。圏域内には7箇所の文化館を有し、たたら製鉄がこの地にもたらした歴史、文化をたどる観光ルートとしてご紹介しています。

illustrated book

図録(展示ガイド)

和鋼博物館の常設展をはじめ、近代以前に中国山地で行われていた、砂鉄を原料に木炭を燃料として「たたら」で生産されていた玉鋼の製法やルーツ、並びに和鉄の流通拠点として繁栄を極めた港町安来の今昔を下記の諸資料等によって、解説しています。和鋼博物館受付けで販売しております

1)伝統製鉄技術として厳冬期に数回のみ操業されている「日刀保たたら」の操業の様子
2)松本春々作の絵巻物「玉鋼縁起」に描きだされた世界
3)和鋼博物館所蔵の展示品や調査・研究

千数百年続く
日本独自の製鉄法『たたら』。
貴重な資料とともに歴史をたどる。

Collection

和鋼博物館 友の会

たたら製鉄を起点とする歴史・産業・文化に関する知識を高めるとともに、会員相互の親睦を図りながら和鋼博物館が行う活動を支援し、その普及発展に寄与することを目的として活動しています。